更年期障害

更年期や閉経後の性交痛にお悩みの方へ

更年期障害の症状としての「性交痛」

いわゆる更年期障害の現れ方は様々で、複数の症状に苦しむ人もいれば殆ど自覚症状の無いまま平穏に年齢を重ねていく人もいます。

女性にとって辛い自覚症状の1つが「性交痛」です。

更年期には女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌が低下します。このエストロゲンは肌の潤いを保つ役割も果たしていますが、分泌量が減ることで膣内の潤いの低下、膣壁の弾力の低下も招いてしまいます。

結果「濡れにくい」「感じにくい」という更年期独特のセックストラブルが起きてしまいます。濡れにくい状態で何の対策もないままセックスに及ぶと、激しい「性交痛」を伴なうことが多く、更年期女性の悩みの種となっているのです。

更年期のセックスとなると、相手の男性も経験豊富な50代前後であることが多く、女性の体の変化を敏感に察知してとまどうケースが目立ちます。

  • 私の妻は53歳で閉経しました。自分は週イチでもいけそうなのですが、最近は濡れにくいせいか痛々しくて、ずいぶん回数が減りました。(50代後半男性)
  • 以前と同じような愛撫では濡れなくなってしまったので、はっきり言ってどうしたらよいのかわからない。濡れないまま入れても痛いだけだと思うし…俺がワンパターンだから悪いのかな??
    (50代前半男性)
  • パートナーが更年期障害で精神的にもふさぎ込みがち。いたわりながらセックスしてるつもりなんだけど、濡れにくくなって痛むせいか余計に険悪な感じになっちゃいます。(50代前半男性)

一方、女性側も男性の気持ちに応えきれていないこと、自分の体が変化してしまったことは自覚しています。

  • セックスを求めてくれるのは嬉しいんだけど、一度すごい痛みを経験してからというものごまかして避けてしまうことが増えた。これじゃ浮気されても仕方ないかも(40代後半女性)
  • 性欲がなくなったわけではなくて、むしろ閉経前よりしたいくらいです。でもこんなにも痛くなるもの??嫌われたくないし、痛がる表情は見せたくないから、しないだけ。本当は毎日でもしたいです。(50歳前半女性)
  • とにかく濡れないし痛くて、前に夫とセックスしてからもうすぐ1年経ってしまいます。夫は若い頃とあまり変わらず元気。絶対外で処理してますよね。(50代前半女性)

お互いに求めたい気持ちは同じなのに、性交痛があるためにすっかり諦めてしまっているカップルが多いのに驚かされます。

とくに女性の本音を見ると、年齢を重ねても「パートナーに浮気されたくない」という気持ちはあまり変わらないようです。

一方で「本当は自分ももっとセックスしたいんだけど、なかなか自分からは言い出せない。性交痛が障害になっていることに触れたくない」というやや消極的な思いも垣間見えます。

ここは男性たちが何らかの「性交痛対策」を講じ、2人のすれ違いを解消するのが早道かもしれません。